人間複製機
そう言うと、ナオはワンピースに手を伸ばした。


あたしとワンピースを交互に見て、まだためらっている様子だ。


「早く着替えて。メークはあたしがしてあげるから」


「……うん、わかった」


ナオは決意したように頷き、着替えを始めたのだった。
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