シンシアリー
ヘルメースの凶暴な一面を垣間見てしまったアレッシアは、息子を止められなかった。いや、止めることができなかった。
どこに行くのかも、結局聞きそびれてしまった。
そしてアレッシアは、自分が抱いてしまった恐ろしい疑惑を、本人に直接問いただすことができなかった。
・・・3人もの女性を惨殺したのは、まさか・・・あなたなの?ヘルメース。
もしかするとわたくしは、我が息子を世にも恐ろしい怪物に育て上げてしまったのかもしれない・・・。
アレッシアは、過ぎ去っていく息子の後姿を、ただ呆然と見送ることしかできなかった―――。
どこに行くのかも、結局聞きそびれてしまった。
そしてアレッシアは、自分が抱いてしまった恐ろしい疑惑を、本人に直接問いただすことができなかった。
・・・3人もの女性を惨殺したのは、まさか・・・あなたなの?ヘルメース。
もしかするとわたくしは、我が息子を世にも恐ろしい怪物に育て上げてしまったのかもしれない・・・。
アレッシアは、過ぎ去っていく息子の後姿を、ただ呆然と見送ることしかできなかった―――。