シンシアリー
「姫様・・・」
ユーグはレティシアを抱きしめて慰めたかった。が、召使たちがいる手前、それは止めておき、レティシアの手をギュッと握るに留めておいた。
「レティシア様。少なくとも今、ここには貴女様の居場所がございますよ」
「そうですよ、姫様。私たちは皆、貴女様の味方だと、先程サイラスも申し上げたでしょう?」
「ガゼルさん・・・みんな、ありがとう。本当に・・どうもありがとう」
・・・負けてなんかいられない。
私を護ってくれる人たちのためにも、私は・・・私は必ず、自由を得る・・・!
レティシアは、ヘーゼル色の瞳を潤ませながら、決意を新たにした。
ユーグはレティシアを抱きしめて慰めたかった。が、召使たちがいる手前、それは止めておき、レティシアの手をギュッと握るに留めておいた。
「レティシア様。少なくとも今、ここには貴女様の居場所がございますよ」
「そうですよ、姫様。私たちは皆、貴女様の味方だと、先程サイラスも申し上げたでしょう?」
「ガゼルさん・・・みんな、ありがとう。本当に・・どうもありがとう」
・・・負けてなんかいられない。
私を護ってくれる人たちのためにも、私は・・・私は必ず、自由を得る・・・!
レティシアは、ヘーゼル色の瞳を潤ませながら、決意を新たにした。