シンシアリー
「その日以来、イリーナが毎朝持ってきてくれていたレモネードは、ずっと植木にかけていたのですが、1杯だけ保存しておいたのです。それが、国王様が今お持ちの、このグラスの水です。よく見ると、底の方に白い沈殿物があるのですが・・皆さん、お分かりになりますでしょうか」
「あっ!分かるぞ」
「においを嗅いでも大丈夫なのですか!?」
鼻と口を手で覆って、“実物”に近づこうとしない議員の一人を安心させるよう、レティシアは微笑みながら「大丈夫です。カルワに臭いはありません」と答えた。
「あっ!分かるぞ」
「においを嗅いでも大丈夫なのですか!?」
鼻と口を手で覆って、“実物”に近づこうとしない議員の一人を安心させるよう、レティシアは微笑みながら「大丈夫です。カルワに臭いはありません」と答えた。