ふたりの彼女と、この出来事。(旧版)
「7番と8番レーンよ。投げる順番は画面の通りね」
と広海君。ボールが戻る台を挟んでUの字に並んだ座席の左右に分かれて、まず一番目がヨッシー&彼、二番目が僕&ミライ、三番目が広海君&ルミちゃんの順になっていた。
「それじゃ始めましょー」
と、まずはラブラブのふたりがじゃれあう様に投げ合って、続いて僕らの番が来た。
「先に投げるから、よく見てるんだよ」
ミライに声を掛けて、ボールを台から掴みあげてレーンの前に構えて立つ。
(…少しは格好いいトコ見せとかないとな)
ヘンな見栄が出てちょっと緊張。
(よし)
レーンに向かって歩み出し、1投目を投げる。手から離れたボールがゴーッと音を立ててヘッドピンめがけて転がっていく。
(いいぞ!)
と思ったとたんに、ボールがスッと逸れてストライクは成らず。
「…ま、こんなもんか」
振り返ると、ボールを構えたミライが笑顔で僕を見て待っていた。
(そうだった。自分より、ミライの方だ)
果たしてミライはどんなボールを投げるのか。
(あの笑顔がどうも気になるんだよなあ…)
と、僕を見つめていたミライの目線がフッと動いて正面のレーンを見据えた。そして一歩、足をグッと前へ踏み出して投球モーションに入った。
(どうなる!)
振り抜いたミライの手を離れたボールが、ゴーッと音を響かせながらいいコースで転がっていく!
(まさか!)
ガコーンとピンが弾ける小気味いい音が響いた!が、結果は平凡に7本倒れただけだった。
(よかったー)
外れて一安心、てのも変だけど。
と広海君。ボールが戻る台を挟んでUの字に並んだ座席の左右に分かれて、まず一番目がヨッシー&彼、二番目が僕&ミライ、三番目が広海君&ルミちゃんの順になっていた。
「それじゃ始めましょー」
と、まずはラブラブのふたりがじゃれあう様に投げ合って、続いて僕らの番が来た。
「先に投げるから、よく見てるんだよ」
ミライに声を掛けて、ボールを台から掴みあげてレーンの前に構えて立つ。
(…少しは格好いいトコ見せとかないとな)
ヘンな見栄が出てちょっと緊張。
(よし)
レーンに向かって歩み出し、1投目を投げる。手から離れたボールがゴーッと音を立ててヘッドピンめがけて転がっていく。
(いいぞ!)
と思ったとたんに、ボールがスッと逸れてストライクは成らず。
「…ま、こんなもんか」
振り返ると、ボールを構えたミライが笑顔で僕を見て待っていた。
(そうだった。自分より、ミライの方だ)
果たしてミライはどんなボールを投げるのか。
(あの笑顔がどうも気になるんだよなあ…)
と、僕を見つめていたミライの目線がフッと動いて正面のレーンを見据えた。そして一歩、足をグッと前へ踏み出して投球モーションに入った。
(どうなる!)
振り抜いたミライの手を離れたボールが、ゴーッと音を響かせながらいいコースで転がっていく!
(まさか!)
ガコーンとピンが弾ける小気味いい音が響いた!が、結果は平凡に7本倒れただけだった。
(よかったー)
外れて一安心、てのも変だけど。