【完】愛して...

「まだ寝てろ。」

はい。ただいま、あおの腕の中にいます。
抱き締められてます。

不思議と嫌悪感はない。
あいつらだったら吐きそうなほどの嫌悪感をいだくのに...

私はあおたちに触られるのは不思議と嫌じゃなかった。
心を開いているから.....だろうか?

「これから、お前が寝るときは誰かが一緒に寝てくれる。」

私がいろいろと考えていると、あおが何か言ってきた。

え、そうなの?
何で急に?
別に嫌じゃないけどさ、
むしろちょっと嬉しいかな...なんてね。

『迷惑...??』

でも迷惑じゃないかな?
こんな私と一緒にだなんて。

「迷惑じゃねぇよ。むしろ皆喜んでる。」

ふ~ん。ならいいかな。

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