嫌いなアイツとの恋愛のやり方
わけのわからない事を発しては、マジマジと私の顔を嗜めるかのように見据える。

この沈黙が耐え難い。


「あ。いたいた、五十嵐!」

絶妙なタイミングで声をかけて来たのは私の苦手な田内さん。

「この書類の件について聞きたいんだが… 」

駆け足で向かってくる田内さんに今回ばかりは感謝の意を伝えたい。

「失礼します」

軽く二人に会釈してその場を離れた。
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