嫌いなアイツとの恋愛のやり方
「ね? 2人でどっか行っちゃおうか?」

あえて私の耳元で囁いては私の脳内に彼の声が響く。

あぁ、きっと酔っているんだろうな。

あの時と一緒だ、五十嵐くんに優しくされた時と一緒。

流れに飲まれて、なんて言うけれど案外そういうのもありなのかな。

そんな思考回路の中で、頭を縦に振り返事をしようとすると……

グイッと腕を掴まれて急に視界が変わる。
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