嫌いなアイツとの恋愛のやり方
引き寄せられた身体はその腕の持ち主に抱きかかえられた。

え、何? 誰やねん。

そんな事をツッコミながらも視線をあげると、少しばかり不機嫌そうな面持ちの彼と目が合った。

「三浦さん、酔い過ぎ」

「……は、へ?」

人間、予想だにしていない事が起こると奇妙な声が出るらしい。

私の目の前に写っているのは間違いなく私の席と真逆にいた五十嵐くんで。

そして、なぜが私は怒られて、……いる?
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