闇にのまれた光
暴走
クロ「月羽様っ!!!」
『嫌ぁぁぁっ!!!!!!嫌っごめんなさいっごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!!!言う通りにするからっだからっ嫌っ嫌だっ!!!!!!!!!!いやあぁっ!!!!』

パサッーーーー
ハク「……月羽……?」
『ぅぁっあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!!!!!!』

私は頭を抱えてうずくまった。
現実から逸れるように
考えないように

『いやぁっ……嫌だっ……殺さないでっ……私からもう奪わないでっ……!!!!!!!!!!どうしてっ……!どうしてっどうしてっ!!!!!!!!!!!!』

カレン「月羽……このままでは暴走してしまうわ……
我天級せしドライアド。銀の王に安らぎを。浄化を。癒せ、我に使える森の木々達よ。」

何かに、現実へ引き戻される気がした。
『っ…………?』

なんだ……?
何故こいつらがいる……?

クロ「月羽様っ!!」
『っ……クロ?なぜここにこいつらがいるんだ……?』
カレン「貴方の心が不安定だったのよ。」

『……あぁ…そうか。……っすまなかった。……すまない。部屋を出ていてくれないか。』
アイン「何かあったら言うんすよ?」

『……あぁ。』
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