闇にのまれた光
ランク
この学園にはランクがある。



6万~10万…Sクラス
3万5千〜5万9千…Aクラス
3万〜3万5千…Bクラス
2万5千~3万…Cクラス
1万~2万…Dクラス

下に行くほど階級が下になる。
Sクラスといえば誰もが金持ちをイメージするような。

ここでは力が求められる。
Sクラスはほかのクラスとは違う。位が違うのだ。

まるで神のような扱いを受ける。
それは、高校生で十万までの魔力を持つ者はほとんどいないからだ。

エリート。
まさにこの言葉がピッタリのように。

因みに私の本当の魔力は6万などではない。

目立つのは嫌いだからな。
それに、動きにくくなる。

私の本来の実力は

分からないのだ。
魔力測定器では測れなかった。
オーバーヒートしてしまった。

今わかっている段階では、
5千万を超えると言われている。

私は溢れ出す魔力の流れを少しでも抑えるために、様々な所に魔力を抑えるアクセサリー(無石)がついている。普通の人間なら一つつけただけで魔力が一切使えなくなるほど強力だ。

私は
首に二つ
両手首に三つずつ
ピアスとして両耳三つずつ
指輪二つ
足首に二つずつ
髪の毛のゴムに一つ
バッチ三つ
服に七つ

合計23個。
これでも抑えるのが大変だ。
分かれば誰もが私を化け物というだろう。
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