同期のあいつと私の家族

たしかに。

「だから喧嘩すんなって。蒼空が起きるぞ。」

はっ、須佐にそう言われて蒼空の方を見てみると、さっきと同じようにぐっすり眠っていた。


「さて、蒼空も大丈夫だって分かったしそろそろ帰るよ。」

「あっ、須佐。....ありがとう。」

「おう。じゃーな。」

玄関から須佐の帰る姿を見送った。
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