同期のあいつと私の家族
月曜日。
土日は蒼空が体調を崩していたこともあり須佐は来なかった。
須佐が初めて家に来た日からほぼ毎日来ていたから、須佐がいない土日が不思議だった。
「日南。」
「須佐。おはよう。」
「おはよ。蒼空大丈夫か?」
「大丈夫だけど。まだ熱下がらなくて、今日は疾風が学校休みだから見てもらってる。」
明日も熱引かなかったら有休取らしてもらおう。
「.....日南。おまえ顔赤いけど大丈夫か?」
「えっ?」