同期のあいつと私の家族

「はい薬。これ飲んだらまた寝ててね。」

食器を洗おうと立ち上がった時


ぐいっ。


「ちょ....ちょっと須佐!?」

須佐に腕を引かれて、ベットに倒れこんだ。

「寒いから温めて。」


そう言うと須佐は、私を抱き枕のように抱き締めた。

「須佐?...すーさ!」

「.........。」


名前を呼んでみても反応はなく、顔をなんとかあげて見てみると、須佐は眠っていた。
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