ONLY YOU~愛さずにはいられない~(完)
「全部放置だね…よっぽどしんどかったのかな?」

私は猫ちゃんに話し掛ける。
するとニャーと相槌するように啼いた。

そして、ベットに飛び乗り、布団の中で眠り込む彼に寄り添った。寂しいのか相手して欲しいのか布団から飛び出た彼の右手の甲を舐め、甘える仕草を見せた。

「今日は…相手出来ないぞ…ラッキー・・・」

猫ちゃんの名前はラッキーらしい。

手の甲を舐められ、彼は言葉を発したけど無意識の反応で、寝息を立てて眠っていた。

「ラッキー・・・おいで」

私は伊集院さんの布団の上で、丸まるラッキーを抱っこして、部屋を出た。

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