内実コンブリオ




それから3日ほどが経ち、もちろん何の変わりも無い日常を送っていた。

いつも通り、労働して帰る。

毎日がその繰り返しだった。

何か気にかかる様な出来事が、特に起こるでもなく。

まるで機械であるかの様に、一連の動作を繰り返していた。

その中の一つ、自宅に到着。

これも一連の動作に含まれる。

ガチャッ、と鍵が開く音を確認し、中に入る。

ささやかながら、防犯の為に再び鍵をかけた。

自宅は、妙に落ち着く。

ストッキング越しの足の裏にひんやりと、フローリングの冷たさが伝わってくる。

氷の様な、あまりの冷たさに身震いをした。

しつこい様だか、一連の動作のうちのこれも一つ、電気のスイッチを押して、明かりをつける。
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