夢から醒めた夢



何度やっても、それが1日中だったとしても、まだ足りない。

何度だって、身体を重ねる。

その行為が嫌いだったなんて不思議なぐらい。

私はいつまでも、慎吾くんの腕の中にいる。

ずっとずっと、いつまでもこうしていたい。

そう、願い続けるんだ……。





慎吾くんの行動は早くて、ペアリングをもらった半年後には、プロポーズをされた教会で結婚式をあげた。

そして、結婚式から1年後、無事子供も産まれた。



「よく、ここまで出来なかったわね。慎吾が我慢していた訳じゃあるまいし」



お母さんには感心された。

イヤ、感心されることじゃないし、母親の言葉でもない。

確かに、よく出来なかったなって思うけど。

しかも、式の準備中とかに出来たらどうしようって不安もあったんだけど。



「子供が女でも男でも、慎吾は子供と愛梨ちゃんを取り合うよな」




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