夢から醒めた夢
「今更、やめれる訳ないだろう」
そう言って、一気に核心に触れる。
「やぁっ」
「まだ触れてもいなかったのに、十分すぎるほど濡れてるな」
満足そうな表情でそんなことを言う。
いちいち、そんなこと口にしなくてもいいのにっ。
自分でも分かっている。
耳を塞ぎたくなるほど、部屋中に音が響いているんだから。
「俺も限界っ……」
「え……っ、ああ……っっ!」
勢いよく貫かれたかと思えば、激しく動かされる。
いつの間にか手は放されていたけど、もう止めるどころじゃない。
必死にしがみついていた。
声は出さないように頑張って閉じていたけど、無理なことだった。
声は止まることなく、激しさは増すばかり。
彼は、自分が満足するまで止まることはなかった。