ケーキ屋の彼

「亜紀ちゃん誕生日おめでとう〜〜!!」


亜紀が入るのと同時に、みんなはクラッカーを鳴らした。


亜紀は、目を丸くして驚いている。


「初めまして、今回の誕生日ケーキを作った高梨秋斗です」


「はじめまして、柑菜の友達の宮村亜紀です」


実はこれは、亜紀と櫻子が考えた柑菜へのサプライズと、柑菜と櫻子が考えた亜紀へのサプライズ誕生日パーティだった。


櫻子は、2つのサプライズを同時進行で計画し、実行したのだ。


「突然お邪魔してごめんなさい、私は同じ大学の大学院で絵画を学んでる坂付美鈴です、美術の人とぜひ話して見たかったからちょうどよかったわ」


「先輩なんですか!? 私も嬉しいです、いろいろと大学院の話とか聞いてみたいです」


話を終えた亜紀は、目の前に並べられた料理やケーキに目を輝かせている。
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