夢を追え!!

彰矢はそのボールを追いかけることもせず、その場に立ち尽くしていた。

「彰矢」

「…なんでだよ。やっと、やっと俺もサッカー出来るって思ったのに……」

「うん?」

「ッ試合に出たいのは分かるよ!でも、なんで試合に出られなきゃ、練習しないんだよ。ボール蹴って、パスして、みんなでやれば楽しいのに。…なんで、それすらやっちゃダメなんだよ……」

…あぁ、彰矢は本当にサッカーが好きなんだ。

分かってたと思ってた。でも、改めてそれを実感する。

どんな状況でも全力でサッカーをしていたいって、ただただ純粋な思い。

まぶしくて、少しだけ羨ましい…。
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