夢を追え!!
小月先輩以外、全員1年だけが取り残される。
1年だけでみれば、選手は5人か。
とか考えていると、ガタンっという音と共に彰矢が目の前を横切っていく。
しまった。フォロー昨日入れてなかった。
「松谷!?」
「オレがいく。滝原たちは“これからどうしたいか”話し合ってて」
追いかけようとした滝原を止めながら彰矢を追いかける。彰矢が本気で走ったら追い付けないのは目に見えてるからな。
とりあえず学校出る前に捕まえねぇと。
そう意気込んだけど、彰矢が足を止めてたのは意外と近くて、キックボード前だった。
よかった。息切れるまで走ってかなくて…。
そっと近づいて行くと、彰矢は突然叫びながら手短にあったボールをキックボードに向かって全力で蹴り出す。
デタラメに蹴ったボールは、ボードにぶつかった瞬間思いっきり跳ね返って、明後日の方向に飛んでいってしまう。