嘘つきなキミ(続編)
ーはやとー

こあが、夕飯の支度を始めて30分が経とうとした頃少し頭に違和感を感じた。

俺は、こあにバレないようにあいを呼んだ。


あい「どうしたの?」

「なんか、頭に違和感が…」

あい「え?」

「でも、まだ大丈夫そうだけど、一様モルヒネちょうだい。」

あい「…だめだよ。」

「こあの前で倒れるわけにはいかないんだ。」


あいは俯き、大きく息を吸い、静かに吐いた。
まるで、泣くのを我慢するかのように…
そして、俺の顔を見ていった。

あい「はやと…モルヒネは、最終手段にして欲しい。」

「…分かった。」


そして、あいは普通の痛み止めを持ってきた。

その目は涙ぐんでいた。



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