嘘つきなキミ(続編)
ーこあー

「できた!」


テーブルの上に出来たての料理を運んだ。


はやと「いい匂いだ。おいしそうだな。」


そう言って、お父さんとあいちゃんが席に着いた。


お父さんが、美味しいと言いながら沢山食べてくれた。

それが嬉しくて嬉しくて、仕方がなかった!


はやと「こあ、料理上手になったな。」


そう言って頭を撫でてくれた。
それが照れ臭くもあり、嬉しくもあり

「もお、いつまでも子供扱いしないでよ!」

と、言ってしまった。


でも、お父さんは、微笑んでいた。

この時何も知らなかったこあは、幸せでしょうがなかった。


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