好きと嫌いは紙一重。

「さっきはよくもやってくれたな、浅海!」

「寝てるオメーが悪ぃんだよ!」


「お、また決闘か!」

決闘、と言う名の追いかけっこ
喧嘩した時は大体自然と追いかけっこになる

…一回も捕まえたことないけど、



「浅海!待て!!」

「待つ訳ねーだろ、バーカバーカっ!!」

悔しい。そりゃか弱い女子が現役バスケ部に勝てる筈ないけどさ。
そんなこと思いながら曲がり角を曲がろうとすると、そこから人が出てきた


「っわ、ごめ……」

顔を上げると入学した時から好きだった速水悠輝くんの顔が近くにあった

「え、あ、ごごっごめ…あ。怪我してない…?」

「…大丈夫、」

やばいやばい、神々しいお顔だ


今日は最高の日になる予定、だった。
< 4 / 4 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop