たとえ、涙が頬を濡らしても。





《ピピピッピピピッピピピッ…》



部屋中に鳴り響くアラームを止めてパッと目を覚ました。


アレ…あたし…なんで



「泣いてるの…?」



へっ…


なんで次から次へと涙がボロボロ頬を伝うの…


カーテンをバッと開くと、外は今日も眩しいくらいに晴天で…


ベッドから起き上がってティッシュを一枚取り、涙を拭って立ち上がる。


恐い夢でも見たのかな?


わかんない。


でも、今日は絵をひと工夫して仕上げたらすぐに冬汰に会いに行こう!!


堤防で待ち合わせより、家に押し掛けてみよう!!


なんであたし…

冬汰のことになると大胆な行動に走れるのだろう。


うぅん。


冬汰が好きだから…なのかな?





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