イジワル騎士団長の傲慢な求愛
ルーファスがそっとセシルの夜着を脱がせていく。もったいぶるような緩慢な仕草で、まるで恥ずかしがるセシルで遊んでいるかのように。
「本当は、あの仮面舞踏会の夜にこうしてしまおうと思っていた。けれど、邪魔が入ってくれて助かった」
「……どうして?」
「一夜の過ちにしなくてよかった。今なら、もっと愛してやれる」
すべてを晒させたあと、胸に顔を埋めたルーファスに、セシルはびくりと仰け反った。
「っ……!」
悲鳴が漏れそうになって、セシルは両手で口を塞ぐ。
その手をルーファスはゆっくりと取り払い、恥ずかしさで涙をこぼしているセシルをとろんとした甘い瞳で見つめた。
「どうしてそんなに泣いている。これが嫌なのか?」
「っ、や……」
耐え切れず大きく息を吸い込んで、セシルは首を横に振る。
「素直になってくれなければ、俺もどうしたらいいかわからない」
「ああっ、や…やぁ……っ、ルーファス……!」
「そう。それでいい」
ルーファスの動きに合わせて身悶えるセシルを、彼は優しく愛撫し続ける。
触れられて、酔わされて、全身が熱っぽく朦朧としていくのをセシルは狂うような気持ちで感じていた。
ルーファスが自らの夜着を脱ぎ捨てる。直接触れた素肌は、温かく、少しだけ汗ばんで湿っていた。
その感触すら愛おしく思えて、セシルは自分がおかしくなってしまったのではないかと不安になる。
体の中の熱が外へ溢れ出し、じわりじわりと心地よい苦しみをもたらしている。
自然と手脚に緊張が走り突っ張ってしまう。
「焦れさせてしまったか?」
セシルの太ももに口づけを落としながら、ルーファスは問いかけてくるが、セシルの位置からは彼の顔が見えない。
自らを律することに必死で起き上がれないセシルは、彼の愛情にすべてを委ね、任せる覚悟をする。
「すぐに愛してやる」
「あぁ……」
ふたつの体が重なり合って、痛みと愛がこぼれ落ちていく。
これが信じ合うことなのだと、セシルはか細い悲鳴の中で、確かな彼を感じていた。
「本当は、あの仮面舞踏会の夜にこうしてしまおうと思っていた。けれど、邪魔が入ってくれて助かった」
「……どうして?」
「一夜の過ちにしなくてよかった。今なら、もっと愛してやれる」
すべてを晒させたあと、胸に顔を埋めたルーファスに、セシルはびくりと仰け反った。
「っ……!」
悲鳴が漏れそうになって、セシルは両手で口を塞ぐ。
その手をルーファスはゆっくりと取り払い、恥ずかしさで涙をこぼしているセシルをとろんとした甘い瞳で見つめた。
「どうしてそんなに泣いている。これが嫌なのか?」
「っ、や……」
耐え切れず大きく息を吸い込んで、セシルは首を横に振る。
「素直になってくれなければ、俺もどうしたらいいかわからない」
「ああっ、や…やぁ……っ、ルーファス……!」
「そう。それでいい」
ルーファスの動きに合わせて身悶えるセシルを、彼は優しく愛撫し続ける。
触れられて、酔わされて、全身が熱っぽく朦朧としていくのをセシルは狂うような気持ちで感じていた。
ルーファスが自らの夜着を脱ぎ捨てる。直接触れた素肌は、温かく、少しだけ汗ばんで湿っていた。
その感触すら愛おしく思えて、セシルは自分がおかしくなってしまったのではないかと不安になる。
体の中の熱が外へ溢れ出し、じわりじわりと心地よい苦しみをもたらしている。
自然と手脚に緊張が走り突っ張ってしまう。
「焦れさせてしまったか?」
セシルの太ももに口づけを落としながら、ルーファスは問いかけてくるが、セシルの位置からは彼の顔が見えない。
自らを律することに必死で起き上がれないセシルは、彼の愛情にすべてを委ね、任せる覚悟をする。
「すぐに愛してやる」
「あぁ……」
ふたつの体が重なり合って、痛みと愛がこぼれ落ちていく。
これが信じ合うことなのだと、セシルはか細い悲鳴の中で、確かな彼を感じていた。