【完】溺愛飛散注意報-貴方に溺れたい-
KAZUに逢いたい。
でも、それ以上に…その瞳を独占したいと思うのはただのファン心理だけなんだろうか?
日毎増していく感情に、私は胸を痛めた。
そんな想いをなんとか頭の隅に追いやって、私は放課後が来るのを今か今かと待ち望んだ。
登校途中にあるコインロッカーに押し込んで来た洋服を頭の中で思い返す。
赤のシースルー切り替えのビスチェ風トップスに黒のタイトなジーンズ。
これが、今出来る私なりの精一杯のお洒落。
少しでも、大人っぽく見せたくて。
KAZUに気付いて貰いたくて…
そう思ってから、「どこの乙女だよ」と一人ツッコミを入れた。
でも、それ以上に…その瞳を独占したいと思うのはただのファン心理だけなんだろうか?
日毎増していく感情に、私は胸を痛めた。
そんな想いをなんとか頭の隅に追いやって、私は放課後が来るのを今か今かと待ち望んだ。
登校途中にあるコインロッカーに押し込んで来た洋服を頭の中で思い返す。
赤のシースルー切り替えのビスチェ風トップスに黒のタイトなジーンズ。
これが、今出来る私なりの精一杯のお洒落。
少しでも、大人っぽく見せたくて。
KAZUに気付いて貰いたくて…
そう思ってから、「どこの乙女だよ」と一人ツッコミを入れた。