過保護なドクターととろ甘同居
帰るつもりはないと言っていたけど、もしかしたら朝まで飲むつもりなのかもしれない。
外泊するつもりだとしても、別に同じ部屋で過ごすつもりではないかもしれない。
そんなあらゆる可能性ををひたすら考えていた。
食事を終え、先生に連れられていったのは、食事をしたホテルのフロントだった。
私を待たせ、戻ってきた先生は、カードキーを一枚手にしていた。
まさかの展開に、再び激しく鼓動が打ち付ける。
明らかに動揺した様子で、先生の顔と手元のカードキーを交互に目にする私に対し、先生の方は普段と何ら変わらぬ様子で、穏やかに笑みを浮かべる。
そしてごく自然に私の腰へと手を回し、エレベーターホールへと向かっていった。