同居相手はまさかの!?
【茉莉side】


しばらくしてBARに着いた。



…あの事が会ってからはもう


このBARには来ないと思ってた。


カランコロン


あたしは、BARのドアを開けた。


カウンターには、数名の人が座っており、


藤堂君は先に座って呑んでいた。


後姿を見ただけなのに、あたしはドキドキしてしまった。


その時藤堂君があたしの方を振り向いた。


いつも、一緒にいたのに場所が違うだけで


目が合うだけでドキドキする。


あたしは、藤堂君の横に座った。


「いらっしゃいませ。何になさいますか?」


「…カシスオレンジで。」


「…かしこまりました。」


そう言って、バーテンダーはカクテルを作り始めた。


シャカシャカ


「……」


横に座ったものの、藤堂君は一向に口を開かない。


シェイカーの音だけが、この部屋に響く。


何だろう…。


他人と呑んでいるみたい…。


「……どうして帰って来ないの?」


あたしは咄嗟に口を開いた。


「…忙しいから」


「ウチの会社、今そんなに忙しくないんだけど」


「……」


あたしがそう言った瞬間、藤堂君は黙ってしまった。


(…やっぱり何か隠してるんだ)


その時藤堂君が口を開いた。















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