同居相手はまさかの!?
そして、母さんは入院した。


「…母さん!」


俺は学校帰り、バイト帰り、頻繁に母さんに会いに行った。


「友也」


嬉しそうに笑って、俺の名前を呼ぶその姿が見れるだけで俺は幸せだった。


その時


ガラ


病室のドアが開いた。


「…何しに来た。」


「友也」


「親に対して随分偉そうな口調だな。」


「ふざけるな、家庭を捨てたくせに今更父親面してんじゃねえよ!帰れ!」


「言われなくてもこれだけ置いたら帰る」


そう言って親父は離婚届を机に置いた。


「判子も持ってきた。後はお前が書けば、俺が役所に出してやる。」


「空気読めよ!今そんな状態じゃ無い事ぐらい分かってるだろ!?」


瀕死な母さんを冷たく見る親父の目…。


俺が大嫌いな目だ。


「…分かりました。」


「母さん!」 


「友也良いのよこれで…。」


そう言って母さんは離婚届に署名をし、判を押した。


「元気でな」


もう、他人行儀だ。


ピシャン

親父にとって俺と母さんはもう他人なんだ。

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