同居相手はまさかの!?
「すっごく美味しいです!」


「…小野田は美味しそうに食べるな。」


「あ…」


食べるのに夢中でたくさん食べてしまってた。


「みっともないですよね…。すみません…。」


「良いよ、そんなに喜んで貰えたなら俺も連れてきた甲斐があるし。」


(優しいなあ…。菅原課長…。)


そしてあたし達は引き続き、食事をした。


料理を食べていたその時、菅原課長が口を開いた。


「…小野田。」 


「…はい。」


「…藤堂君の事、好きか?」


「え?」 

突然の質問であたしは持っていたスプーンの手が止まった。


「…どうしてですか?」


「…最近の小野田は泣いてばかりだったからな。
俺はいつも近くで見てたから分かるよ。」


(菅原課長…。)


「…すみません。」


「いや、責めてる訳じゃない。
ただ、羨ましいと思ってな。
こんな綺麗な彼女に愛される藤堂君が」


そう言って菅原課長がまっすぐあたしの目を見た。


その瞬間、あたしの心臓はバクバクし鼓動が早くなった。


「す、菅原課長…?」 


「悪い…。」


「い、いえ…。」


変な空気になってしまい、あたしは再びワインを口に運んだ。
< 387 / 504 >

この作品をシェア

pagetop