同居相手はまさかの!?
キッ

「よし、着いた。ここ。ちょっと待ってな。」


そう言って菅原課長は、車を駐車場に駐めた。


「うし!完了!」


さりげなく、あたしが降りやすいように隙間を開けてくれている。


…こうゆう所、菅原課長らしいな。


「どうかしたか?」


「いえ!ありがとうございます!」


そしてあたし達は車から降りた。


そしてお店に向かった。


「ゆっくり行こう。」


そう言って菅原課長はあたしに歩幅を合わせてくれた。


(…優しいなあ。)


しばらくしてお店に着いたその時、目の前には行列が出来ていた。


(わ!すご…。)


「わー…。」


その時、菅原課長は唖然としていた。


そうだよね…。


さすがにこんな行列、並びたくないよね…。


その時


「やっぱすごいな!これは並び甲斐があるな!」


菅原課長から出てきた言葉は、あたしの予想を上回った。


そしてキラキラ目を輝かせていた。


「行くぞ!小野田!」


「え?あ、はい!」


そしてあたしは菅原課長に手を引っ張られ、行列を並んだ。

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