同居相手はまさかの!?
「ごめん!!」


「え?」


「昨日は本当にあんな事になってしまって…。
巻き込んでしまって…。
本当、なんてお詫びをしたらいいか…。」


「菅原課長、頭を上げてください!…もう良いですよ。」


「まさか…万里亜があんな所に来るなんて…。」


その時、菅原課長は頭を抱えていた。

「本当…いつからあんな事に…。」


「菅原課長?」


「小野田、…全部話すから聞いてくれるか?」



「は、はい…。」



「…万里亜が言っていた通り、万里亜と俺はお互いの会社の取引先だったんだ。
そして社会勉強の為に、万里亜はウチの会社で働いていた。
その当時、小野田のお姉さん友莉さんもウチで働いていたんだ。」


「…そうだったんですか。」


「万里亜と友莉さんは同じ社員だったんだ。…だけど」


そしてあたしは、万里亜さんと姉さんの過去を聞いた。
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