FUTURE☆DIARY~未来日記~
顔を上げると・・・。



「桃子・・・」

かつて親友だった桃子が、私を見下ろしていた。




けど私から視線を逸らし、静かに口を開く。





「放課後・・・あんたに話があるから。運動用具倉庫に来て」

そう言って私の横を通り過ぎた。



桃子とこうして話をしたのは、いつ以来だろう?





中学に上がった頃から、いじめを受けていた私。




あれから四年は経っている・・・。



小学校卒業と同時に、桃子との仲は次第に崩れて行って今まで一度も口を聞いてなかった。
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