不機嫌なジェミニ
車に乗り込むと、カーナビを操作し、
「トウコ、ご両親に挨拶に行こう」
と驚く事を言う。
「え?なんで?
そのうち、恋人と一緒に住むことになったって言っておくから大丈夫ですよ」
「それじゃ、駄目だろ。
俺は14も年上だし、ガキじゃないんだから…」
「わざわざ会いにいかなくってもいいですよ。
反対はしないと思うし…
就職できなかったらお見合いして結婚しろって言ってたぐらいだから…」
「トウコ、実家にこれから行ってもいいか確認して」と言いながら車を発進させる。
「え?本当に行くの?」と私が聞くと、
「俺が恋人だって言ったら困るのか?」
「こ、困りません!でも…
うちの両親に会ったりしたら…その先も急かされちゃうかもしれませんよ…
うちの両親、幼馴染同士で…結婚早かったんで…
ジンさんが困りませんか?」
「俺は36歳なんで、いつ結婚してもおかしくないって思うんだが…」
「ジンさんはいつ誰と結婚してもいいのかもしれませんけど…」
「だから同棲なんだろう。
俺はトウコと一緒に居たいんだから…」
へ?
どういう
「だから、トウコは社会人になったばかりで、デザイナーとしても半人前だから、すぐに結婚できないって思ってるんだろう?
俺は仕事と結婚は両立できると思ってるけど…
俺との生活に慣れるまで待ってやるから
俺のそばを離れるな。」
「…それって…」
「トウコの準備ができたら結婚しようって事だ」
「…」
ぷ…プロポーズ?
「トウコ、俺じゃ結婚相手に不足か?」
「いっ、いいえ!」
「じゃ、決まりだな」
とジンさんは頷き、車を路肩に停め、
「両親に会いに行くんだから
指輪ぐらいしておかないと…」
と私の手を掴んで、大きな円形のカットが施されたアレキサンドライトの石をダイヤで囲んだ
エンゲージリングと思われる指輪を薬指に通した。
指輪の部分はペンダントと同じ透かしが入っている手の込んだものだ。
「…アレキサンドライト」
「6月の誕生石。
俺の太陽のイメージ。
俺の太陽はトウコだよ。」
と笑ってまた、車を発進させた。
「トウコ、ご両親に挨拶に行こう」
と驚く事を言う。
「え?なんで?
そのうち、恋人と一緒に住むことになったって言っておくから大丈夫ですよ」
「それじゃ、駄目だろ。
俺は14も年上だし、ガキじゃないんだから…」
「わざわざ会いにいかなくってもいいですよ。
反対はしないと思うし…
就職できなかったらお見合いして結婚しろって言ってたぐらいだから…」
「トウコ、実家にこれから行ってもいいか確認して」と言いながら車を発進させる。
「え?本当に行くの?」と私が聞くと、
「俺が恋人だって言ったら困るのか?」
「こ、困りません!でも…
うちの両親に会ったりしたら…その先も急かされちゃうかもしれませんよ…
うちの両親、幼馴染同士で…結婚早かったんで…
ジンさんが困りませんか?」
「俺は36歳なんで、いつ結婚してもおかしくないって思うんだが…」
「ジンさんはいつ誰と結婚してもいいのかもしれませんけど…」
「だから同棲なんだろう。
俺はトウコと一緒に居たいんだから…」
へ?
どういう
「だから、トウコは社会人になったばかりで、デザイナーとしても半人前だから、すぐに結婚できないって思ってるんだろう?
俺は仕事と結婚は両立できると思ってるけど…
俺との生活に慣れるまで待ってやるから
俺のそばを離れるな。」
「…それって…」
「トウコの準備ができたら結婚しようって事だ」
「…」
ぷ…プロポーズ?
「トウコ、俺じゃ結婚相手に不足か?」
「いっ、いいえ!」
「じゃ、決まりだな」
とジンさんは頷き、車を路肩に停め、
「両親に会いに行くんだから
指輪ぐらいしておかないと…」
と私の手を掴んで、大きな円形のカットが施されたアレキサンドライトの石をダイヤで囲んだ
エンゲージリングと思われる指輪を薬指に通した。
指輪の部分はペンダントと同じ透かしが入っている手の込んだものだ。
「…アレキサンドライト」
「6月の誕生石。
俺の太陽のイメージ。
俺の太陽はトウコだよ。」
と笑ってまた、車を発進させた。