タイムリープ
「そんなの俺も楽しかったし、全然いいよ。それより梢、元気ねぇのか?さっきから、声が小さいぞ』

「え!」

私の悩みに気づいたのか、優太が優しい口調で心配した。

ーーーーーーそんな優しい優太だから、私は好きになったんだよ。

「………好きだよ。」

私は、心の中で思ったことをボソッと口にした。

『え!』

聞き取れなかったのか、優太は私にもう一度聞いた。

「私を心配してくれる、優しい優太が好きだよ」

私は、はっきりと自分の想いを彼にぶつけた。

頬が熱くなり、心臓の鼓動が激しくなる。

『あ、あたり前だろ。優しくるのは。だって梢は、もう俺の彼女だからなぁ』

少し緊張した声色で、優太は私のことを彼女だと言った。

ーーーーーードクン!

電話越しでもはっきり伝わった、彼の言葉を聞いて私の鼓動がさらに激しくなる。

「彼女?」

私は、確かめるように訊いた。なぜか、その声は震えていた。

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