昼下がりの情事(よしなしごと)
「……じゃあ、美咲、おまえ、ウェディングドレス着たことないのか?」
和哉が訊いた。心なしか頬に赤みが差してきた。
美咲が肯いた。
「……じゃあ、美咲、おまえ、前の結婚は神に誓ってないんだな⁉︎」
和哉が訊いた。頬がはっきりと紅潮している。
美咲が肯いた。
「美咲、おまえ、おれとの結婚が初婚じゃないかぁーっ!」
和哉が叫んだ。
「……いやいやいや、それは違うでしょう」
佳祐が突っ込んだ。