*Dear……*~ハイスペック男子と甘いLove Storyを~
その瞬間、私も彼女と同じく溢れ出す涙を必死に堪えながら何度も拭い続けた。

気が付けばティッシュを使いきるほどに。

……スッキリした。

こんなに切なくて泣いたの久しぶり。

彼女のカミングアウトには驚いたけれど、カッコ良かった……同時に羨ましかった。

自分に正直に真っ直ぐ生きる強さに憧れる。

騙された先輩にとっては、たまったもんじゃないだろうけど。

でも何も責めず、あんな労りを込めた眼差しでお礼言えるなんて並の男じゃなかなか出来ないと思う。

それに普通ならあんな美女、しかも"私を食べて~"なんだから、喜んで頂くもんじゃない?
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