*Dear……*~ハイスペック男子と甘いLove Storyを~
「俺は、求めてる。これが、その証」


「……」


嘘…………嘘…………。

今私の目の前で、とても信じられないことが起きている。

もう絶対に有り得ないと、強く思っていた出来事……。

それは、半年ほど前まで、類に会う度に期待していた夢のシチュエーション。

でもいつからか、夢見ることも望むこともなくなっていた幻のシチュエーション。

私は、完全に消え去っていた幻の光景が、たった今目の前で繰り広げられていることに驚くあまり、開ボタンから指を離してしまう。
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