*Dear……*~ハイスペック男子と甘いLove Storyを~
そのまま先輩も静かに乗り込むとすぐに閉ボタンが押され、またゆっくり扉が閉じられていく。

そして完全に密室と化した瞬間、先輩はクルリこちらを向くと同時に、類の胸辺りの掌にある開いたままのリングケースの蓋をパタンと片手で閉じた。

そして目にする全てを粉々にしてしまいそうなほど強い眼光で、目の前の類を見下ろす。

そのあまりの迫力に、類は血の気が引いた表情でただ先輩を見上げ声も出ないといった様子をみせる。

類の左にいる私も、今の先輩にはとても声を掛ける勇気等出ない。

全くの別人に見える。
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