フェイク アフェア ~UMAの姫と御曹司~
「そういえば、副社長とノエルさんの結婚式のプランニングを企画室のコンペにかけるって本当ですか?」
「ええー?」
「いいの?自分の結婚式なのに?夢とかやりたいことだってあったでしょ?」
お浸しのほうれん草をもぐもぐとしながら「あーそれ聞いたんだ」と言うと
「ホントなの?」とみんなに驚かれる。
「本当だよ」
坂本さんが目を細める。
「ホントだったんだ。それでいいんですか?結婚式は女の子の夢でしょ」
沙絵さんも食べていたお箸をおいた。
「かぼちゃの馬車とか上からゴンドラに乗せられ登場とかにされちゃってもいいの?」
松本さんは食べていた魚フライをお箸で挟んだまま
「そうだよー、とんでもないサプライズされたりとかだってあるかもしれないんだよ」
とちょっと頬を膨らませた。
みんなが心配してくれていてとっても嬉しくて幸せな気分になる。
でもね、これも仕事の一環なんだ。
「うーん、さすがにかぼちゃの馬車もゴンドラも嫌だけど、私はIHARAグループの広告塔だからね。みんなのイメージするようなおとぎ話のようなお姫様を演じるべきだと思うワケよ」
「うわっ、さすが未来のIHARAグループの社長夫人」
「えらい!経営者の嫁の鏡!」
坂本さんと沙絵さんはそう言ったけれど、松本さんは「納得できない」ってムッとしたまま。
「だいたい、副社長はどういうつもりなんですか、大切なノエルさんの結婚式なんですよ。それを商売に利用するなんて。尊敬してたのにがっかりですよ」
かなりおかんむりだ。
「ああ、違うのよ。言い出したのは私。修一郎さんは反対したのよ」
「何だってそんな事言ったの???」
松本さんの疑問はもっともだ。
「私にとって大切なのは修一郎さんの奥さんになりたいってことだったからね。IHARAグループの次期社長と結婚する以上どのみち豪華な披露宴だってしなくちゃいけないでしょ。だったら、それを活用した方がいいかなって」
どんな企画が出てくるかは賭けみたいなものだけど。
「さすがにこれは嫌っていうのは断るよ~」
そう笑うと
「ノエルさんって肝が据わってるっていうか、見た目のゆるふわなイメージを全てひっくり返してくるよね」
と切り返された。
「ええー?」
「いいの?自分の結婚式なのに?夢とかやりたいことだってあったでしょ?」
お浸しのほうれん草をもぐもぐとしながら「あーそれ聞いたんだ」と言うと
「ホントなの?」とみんなに驚かれる。
「本当だよ」
坂本さんが目を細める。
「ホントだったんだ。それでいいんですか?結婚式は女の子の夢でしょ」
沙絵さんも食べていたお箸をおいた。
「かぼちゃの馬車とか上からゴンドラに乗せられ登場とかにされちゃってもいいの?」
松本さんは食べていた魚フライをお箸で挟んだまま
「そうだよー、とんでもないサプライズされたりとかだってあるかもしれないんだよ」
とちょっと頬を膨らませた。
みんなが心配してくれていてとっても嬉しくて幸せな気分になる。
でもね、これも仕事の一環なんだ。
「うーん、さすがにかぼちゃの馬車もゴンドラも嫌だけど、私はIHARAグループの広告塔だからね。みんなのイメージするようなおとぎ話のようなお姫様を演じるべきだと思うワケよ」
「うわっ、さすが未来のIHARAグループの社長夫人」
「えらい!経営者の嫁の鏡!」
坂本さんと沙絵さんはそう言ったけれど、松本さんは「納得できない」ってムッとしたまま。
「だいたい、副社長はどういうつもりなんですか、大切なノエルさんの結婚式なんですよ。それを商売に利用するなんて。尊敬してたのにがっかりですよ」
かなりおかんむりだ。
「ああ、違うのよ。言い出したのは私。修一郎さんは反対したのよ」
「何だってそんな事言ったの???」
松本さんの疑問はもっともだ。
「私にとって大切なのは修一郎さんの奥さんになりたいってことだったからね。IHARAグループの次期社長と結婚する以上どのみち豪華な披露宴だってしなくちゃいけないでしょ。だったら、それを活用した方がいいかなって」
どんな企画が出てくるかは賭けみたいなものだけど。
「さすがにこれは嫌っていうのは断るよ~」
そう笑うと
「ノエルさんって肝が据わってるっていうか、見た目のゆるふわなイメージを全てひっくり返してくるよね」
と切り返された。