あなたに追いつきたくて
「最近さ、白岡さん授業中心ここにあらずって感じだったよね。なにかあったの?」


「なんも、ないですよ、。笑」 


「嘘。白岡さんは、嘘つくとき絶対笑うんだよ。そーやって」

「え?」

「笑おうとしてても笑えてないよ。俺は分かんの。無理に言わなくていいけど‥」


「…好きな人が他の人を見てたり、好きな人には絶対届かなくて、恋愛対象でもない場合ってどうしたらいいんですかね、?笑笑」

「あ、またその笑い方した」


「なんか、癖なんです」

「無理に笑わなくていいから、。それに、白岡さんの気持ちが届かないって誰が言ったの?」


「…そうですよね、勝手に決めつけてました!私、もうちょっと頑張ってみます」


「うん、またこーやって話してよ。心開いてもらえたみたいで嬉しかった」

先生のその言葉の後にはやっぱり、教員としてってついてるような気がする

でも、やっぱり先生が言うように届くのだとしたら、届けたいって思う。


私の気持ちを後押ししてくれるかのように波の音が心地よかった
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