再会はある日突然!!


…土曜日になり、支度を済ませて、ななちゃんの家に向かう。


車を止めて、インターホンを鳴らす。


あれ…来ない…


まだ準備終わってないのかな…?



そう思った時、ガチャっと音がなり、ドアが開いた。


おはよう。と声をかけようとした時、ふらっとななちゃんが倒れてきた。


咄嗟に受け止めると、ななちゃんの身体が熱かった。


熱ある…?


「流星く…ごめ…」


「ななちゃん?どうしたの?」

ななちゃんは身体に力が入らないみたいで、俺に寄りかかったままだった。


このままはちょっと辛いよね…



「ちょっとごめんね…」


一言、そう言ってひょいっとななちゃんをだき抱える。


やっぱり、身体熱いな…


最近インフルエンザが流行っているから、心配だ…


違うといいんだけど…



ベットの上にそっと下ろして、枕を背もたれに、ななちゃんを座らせる。



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