再会はある日突然!!



「流星…ごほっ…く…ん…、あ…のね…」



「ゆっくりでいいよ。」


そう言って、咳き込みそうなななちゃんの背中を摩った。


「朝、起きたら…動けなくて…」


「ななちゃん、熱は測った?」



そう聞くと、ななちゃんは首を振った。



俺は持ってきていたバックから、体温計を出して差し出す。


ななちゃんは、自分が熱あるのを分かっているのか、ゆっくり受け取って、脇に挟んだ。


< 120 / 281 >

この作品をシェア

pagetop