再会はある日突然!!
そう聞いたら、こくんと頷いてくれた。
行ってくれるなら、俺が見よう。
「約束する。俺が診察するから、病院行こう。」
「わかった…、ごほっごほっ…ヒュっ…」
返事をしたあと、咳き込んで、我慢していたのか、喘息の発作が出た。
枕元に置いてあった吸引を口元に持っていく。
ここにあるってことは、最近発作あったのかな…
「ゆっくり深呼吸だよ〜。
スゥー、ハァー…」
背中を呼吸に合わせて摩る。
ななちゃんは、必死に呼吸をしようと、俺の手に合わようとするけど、なかなか収まらない。