公園で王子様を拾いました!
酸素不足でフラフラ。


ファーストキスを奪われ、濃厚なキスに分かって行く。


智哉は何を考えてるのよぉ。


離せとバタバタ暴れたが、一向に離してくれそうもないので、諦めた。


そのままぐったりと智哉の胸の中に倒れる。


女の怒鳴る事が聞こえたけど、何を言ってるのかは分からない。

ドアが閉まる音を聞いたと同時に意識を手放した。


目が覚めたときは、智哉に抱き締められたまま、ベットの中にいて、あれ、何で、こんなことに。

あ、智哉に無理矢理キスされて、酸欠で倒れたんだ。


はぁ、悲し過ぎる。


智哉のバカ!


手加減をしろや。


ベットから起きようとすると、お腹が鳴った。


「腹へったな。何か食べるか。」


智哉に言いたいことは山のようにあるけど、先ずは何か食べて力をつけないと、喧嘩にもならない。


智哉があるもので、簡単に炒飯とスープを作ってくれた。


美味しいし、何でも出来る男は嫌いじゃないけど。


マジマジと智哉の顔を見た。


綺麗な顔だな。


私よりもお肌も綺麗。


智哉を追い出したいけど、キスされて、嫌じゃなかったし、すごくドキドキもした。


まさか、智哉を好きになったの。


嫌々、それはないでしょ。






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