現役女子高生、メイドになります!
どうしよう、違うって言わなきゃ。私が泣くと風様が不安になってしまう。早く、早く言わなきゃ。
「ち、違……」
言いかけた途端、暗い部屋の入口から急に明かりが差した。思わずそちらに目を向ける。
「……お前、何を我慢してんだよ」
部屋のドアは開いていて、受話器を耳に当てた風様がそこに立っていた。
「……ノックもしないで悪い。いても立ってもいられなかった。入るぞ」
通話を終了させてから部屋の電気を点けた風様は、ベッドの上でスマホを片手に持ち、枕を抱きながら座り込んでいる私の隣に腰を下ろした。
「ち、違……」
言いかけた途端、暗い部屋の入口から急に明かりが差した。思わずそちらに目を向ける。
「……お前、何を我慢してんだよ」
部屋のドアは開いていて、受話器を耳に当てた風様がそこに立っていた。
「……ノックもしないで悪い。いても立ってもいられなかった。入るぞ」
通話を終了させてから部屋の電気を点けた風様は、ベッドの上でスマホを片手に持ち、枕を抱きながら座り込んでいる私の隣に腰を下ろした。