常務の愛娘の「田中さん」を探せ!
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「あの人」が、二階のフロアに降り立った。

滅多に来ることのない人だから、彼女の顔を見た人ごとに驚きの色が現れていく。

彼女が来た、ということは、そんじょそこらのトラブルではない。大抵のことは、課を担当する係の者が処理できるからだ。
彼女自ら乗り出すということは、どこかで「一大事」が発生したのだ。

彼女が営業二課の前で止まった。ターゲットはここだったか。

一課の者たちは一斉に力強くガッツポーズをした。
二課の者たちは一斉にため息をついて机に突っ伏した。

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