幸せの静寂
五日後、とうとう告白の日を向かえた。場所は体育館裏。時間は昼休み。猫他先輩には、事前に伝えてある。
「うぅ、緊張してきたぁ…振られるって分かっていても、緊張するね。」
「私も、緊張してきたよ…でも、もしかしたら本当に付き合うことになっちゃうかもよ?」
体育館裏の木の後ろに隠れながら、松雪くんとひそひそと話していた。すると、こちらに歩いてくる足音が聞こえてきた。
「あ、猫田先輩だ。松雪くん、頑張れ!」
松雪くんはこくりと頷くと、猫田先輩のもとへ行った。
猫田先輩と松雪くんが向き合い、松雪くんが深呼吸をした。ここまで声は聞こえないが、松雪くんは頬を赤く染めて、頑張って告白していることは分かった。松雪くんの緊張がここまで伝わってくるようだ。 その時、驚くべきことが起こった。松雪くんが自分の気持ちを伝えて、立ち去ろうとしたその瞬間。猫田先輩が松雪くんの背中に抱きついたのだ。
(え、ええええ⁉)
「うぅ、緊張してきたぁ…振られるって分かっていても、緊張するね。」
「私も、緊張してきたよ…でも、もしかしたら本当に付き合うことになっちゃうかもよ?」
体育館裏の木の後ろに隠れながら、松雪くんとひそひそと話していた。すると、こちらに歩いてくる足音が聞こえてきた。
「あ、猫田先輩だ。松雪くん、頑張れ!」
松雪くんはこくりと頷くと、猫田先輩のもとへ行った。
猫田先輩と松雪くんが向き合い、松雪くんが深呼吸をした。ここまで声は聞こえないが、松雪くんは頬を赤く染めて、頑張って告白していることは分かった。松雪くんの緊張がここまで伝わってくるようだ。 その時、驚くべきことが起こった。松雪くんが自分の気持ちを伝えて、立ち去ろうとしたその瞬間。猫田先輩が松雪くんの背中に抱きついたのだ。
(え、ええええ⁉)