【完】せんぱい、いただきます。
「ちがうよー。
一樹くんは私のこと好きじゃないよ。」
いや、そんなことないでしょ。
明梨さんほど可愛くて優しかったら
好きになるって。
「そんな、こと。ないと・・・」
「だって、私、一樹くんの家に
入ったとこないもの。
ドア開けるとこまでだよ。」
少しさみしそうに明梨さんは微笑む。
「よし!プレゼント探しに行こっか。」
明梨さんは勢いよく立ち上がった。
いつの間にかカフェモカは空になっていた。
私も残り一口となっていたキャラメルラテを飲んだ。
私は、何も言わずに明梨さんの背中を追う。